難波屋敷

難波六右衛門(初代)
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春光道智大信士
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難波六右衛門(二代目)
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難波石左衛門
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難波繁八
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難波杢八
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江戸中期頃に現在の地に建てられたと伝わります。
墓石の状況からも初代・六右衛門、春光道智大信士、二代目・六右衛門ぐらいの代からではないかと推察します。

その後、文政八年に屋敷は大きく改築されている様です。
これは石左衛門、繁八、杢八の代となります。

屋敷は石垣の上に建っており、今でも名残はありますが嘗ては門構えもあり、本宅、長屋、離れ屋敷、蔵、落し部屋、木小屋、牛舎と様々な建屋がありました。
見晴らしも良く、特に長屋の風通しは最高です。

家の脇には高さ1.5m、長さ10m位の洞窟があり、嘗ては食糧保管庫として利用されていました。
また屋敷の裏には井戸もあります。
裏庭には割りと大きな平石があり、昔から井戸と共に神様として祀られてきました。

現在は牛舎は無くなっていますが、本宅の玄関と台所は未だに土間となっております。

本宅には玄関(土間)、台所、縁側、三畳間、居間、あだの間、奥の間、仏間とそれぞれあります。
仏間には仏壇がありますが、嘗ての不受不施の関係か襖を閉じると完全に隠せれるようになっております。
また屋敷は平屋建てですが、隠し扉があり中2階に上がれるようになっています。
この中2階は嘗ては隠れ部屋として利用されていたとの事です。
伝え聞いたところによると、不受不施の僧たちが立ち寄った際は宿代わりとして我が家を利用する事もあったとの事です。

その後も改築や改修を行い、代々この地に根を張っております。

by tokuzaemon2484 | 2014-12-10 00:00 | 難波一族 江戸 | Comments(0)

難波氏系譜考察


by 難波徳左衛門